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■ 『 愛知県瀬戸市立祖母懐小学校 』活動報告

ドリームマップ実施

平成17年3月9日(水)8:50〜15:25

 瀬戸市立祖母懐小学校(瀬戸市萩殿町・加藤 稔校長・生徒数 141名)は、これからは愛知万博でにぎわう瀬戸市の東南に位置し、地元では秋葉山として親しまれる丘陵地の中腹に位置します。
  「せともの」で有名な瀬戸市において、この学区は瀬戸の陶器の祖とされる加藤四郎左衛門景正が鎌倉時代に良質の陶土を見つけた地として言い伝えられる歴史ある地です。
  同校では3年生から開始される総合学習の時間を活用して「やきもの学習」に取り組んでいます。玄関にはゾウやカエルや前衛的な?作品まで、子ども達の焼いた陶器が並んでいます。
  校長先生のお話によりますと、「学び」から逃げないこと、危機感を共有することとう意識から、問題解決能力・主体的に行動することといったねらいで総合学習を企画されています。
  昨年度からは中部経済産業局の支援のもと、起業家教育が実施されており、5年生が今までの「やきもの」に関する学びをもとに、会社作り、生産、やきものフェスティバルでの販売を実践しました。
  彼らが進級した現6年生は、引き続き起業家教育に取り組み『めざそう21世紀の民吉−やきもの未来チャレンジ「セト・セラミックスを売り出そう」』により新製品開発に取り組んでいます。
  これらの取り組みに「ふくらみが出る」(校長先生談)イベントとして、トレーディングゲーム(平成17年1月27日)とドリームマップ(5年生は平成16年11月22日に実施済み)が実施されました。起業家教育を2年にわたり学び、まもなく卒業の6年生、彼らはどんな夢を描くのでしょうか。

 同小は各学年1クラス、愛知万博には1年生から6年生のグループで行く予定だそうで、オープンな温かいムードの学校です。
 6年生24名は4名ごとの6班に分かれ今日一日ドリームマップに取り組みます。
 ファシリテータは(株)エ・ム・ズの秋田さん、ほかにティーチングアシスタントの曽根さん、浦野さんがアドバイスします。

<1時限:8時50分〜9時35分>
 今日は夢を描くことを楽しんで下さい。
 注意するのは、他を否定しないこと、そしてみんなの話を聞きましょう。
☆アイスブレイク:職業さがし
・「なりきりインタビュー」でお互いにインタビュー。
  出てきた職業は、お笑い芸人にグランドホステスとさまざまです。
・「22歳の時の自分」、夢は具体的に描くこと。

<2時限:9時45分〜10時25分>
☆自分の「好き」をみつける
・「今まで一番うれしかったこと」には、「中トロを食べたこと」やら「しゃぶしゃぶでお肉をしゃぶしゃぶしたこと」とおいしい思い出がいっぱい、みんなが思わず拍手したのは「生まれたこと」という答えでした。
・「あこがれの人」:なりたい職業に「誰々のような」と具体的に加えていきます。

<3時限:10時50分〜11時35分>
☆ドリームマップ
・まだ貼らずに、好きな物、人の写真を並べて行きます。

<4時限:11時40分〜12時25分>
・写真やコメントをのりで貼っていきます。
・1時限目に書いた「22歳の時の自分」の「仕事」をとりまく社会・他者・物、心を書き写していきます。

<5時限:13時50分〜14時35分>:この時間だけ席をスクール形式に戻します。
1・2時限は自分を知り、3・4時限は夢を描く、5時限からはそのために何をしないといけないか考えます。

☆スピーチシート
・自己紹介(1分)、自分の夢(1分)、その為にすること(30秒)、スピーチのイメージをまとめます。

<6時限:14時40分〜15時25分>
まずはグループ内で発表、その後みんなの前で発表します。

<振り返りシートより子ども達の感想>
・自分の夢を話してスッキリした
・友達の話を聞いてみんなかなえて欲しいなと思った

<文責:東北経済産業局産業支援課 三瓶>

 

 

<お問い合わせ・ご相談は>
東北経済産業局 地域経済課 産業人材政策室
担当:三瓶(さんぺい)
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