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平成19年度スクール発明王コンテスト
スクール発明王コンテスト出品物
福島県立福島商業高等学校
■出品番号:6-1
グループ名 福商チームTRY2007
出品物の名称 ハッピーコマーシャルロードMAP  便利がいっぱい福商通り
出品物の説明 地域の方の依頼もあって、学校前の福商通りの地図を作ることになった。商品は付加価値が重要で、うちわの形で作り上げました。さらに、プロが作った完成度の高いものを考え、印刷会社とタイアップして進めて行くことにしました。
主な販売対象 福商通りの協賛店で、お得意様や来店客に無料配布
(福商通りの活性化が目的)
出品物の特徴/PR/
キャッチコピーなど
学校前の福商通りの活性化を考え、地域の方からの依頼もあって、通りの地図を「うちわ」の付加価値を付けて作ることにしました。さらに、プロが作った完成度の高いものを考え、印刷会社とタイアップして進めて行くことにしました。4号線と13号線の国道を結ぶその通りの地図を、片面は東の4号線から入る福商通り、片面は西の13号線から入る福商通りとし、ネーミングを全校生徒に募集して、福商通りの福をハッピー、商をコマーシャル、通りをロードとし、地図なので、「ハッピーコマーシャルロードMAP」サブタイトルを「便利がいっぱい福商通り」としました。
できるだけ安い価格で、各店の広告を載せた「うちわの地図」を作成して、各店はそれを購入し、地域やお客様に無料で配ってもらうことを考え、陽光社印刷株式会社で負担する人件費をカットするために、生徒と担当の先生で足を運んで交渉し、協賛を依頼しました。協賛については、陽光社印刷で「うちわ2000本」の注文を取れば、1本150円で採算が取れるということで、協賛内容は、1本150円で50本以上購入していただく契約により、店名と電話番号とキャッチコピーを地図に載せ、200本以上注文のお店には写真も載せることにしました。趣旨は、福商通りの活性化を図るため、「うちわの地図」を購入していただくご案内をするというもの。
結果、約50軒のうち35軒の協賛を得て、2500本の注文を取り、最後にバス停や郵便ポスト、この通りには病院が多い良さがあるので、協賛以外は診療科のみの表示を入れ、他にも地域の方々からのアドバイスを得て、より「便利がいっぱい福商通り」の表現が生きるものになりました。
夏らしく涼しげで、とても色鮮やかな仕上がりで、素晴らしい出来栄えの完成品を手にして、地図はわかりやすく、今年の暑い夏に「うちわ」としても役に立ち、多くの人に喜ばれたのは言うまでもありません。 最後に、陽光社印刷さんが、私たちに協力と応援をしてくれました。そして、高校を卒業してもこの商品が配布されていくことは、私たちにとって誇らしく、幸せなことです。感謝申し上げます。
販売価格 50枚以上購入で、1枚150円
制作費用 (陽光社印刷で負担) 0円
出品物写真
ハッピーコマーシャルロードMAP 便利がいっぱい福商通り
ハッピーコマーシャルロードMAP 便利がいっぱい福商通り
審査員および一般の方々からの感想・意見・評価
・一言でいえば、大変すばらしい内容であったと思います。
 福商通りの活性化を目的としてはおりますが、若者の地元定着率が低迷している今日においては、地元高校生が先生とともに各店舗に足を運び、協賛依頼をし、福商通りの活性化のために頭を悩ませ、ハッピーコマーシャルロードMAPまでたどり着いたプロセスが何より大切なことだったのではないかと感じています。
 今後も、この学生達が地元への愛着を強く持って、地域の活性化に向けて貢献してくれることを期待しています。
・デザインがすっきりしていてお店がわかりやすいですね。
 シーズンを通しても持っていたいという気持ちになります。
・印刷屋との協賛交渉、商店街から注文を取ってくることなど実社会の模擬体験になったことと思います。
 福商通りが本当にハッピーコマーシャルロードになるといいですね。
・ありそうでなかったアイデアだと思う。
 商店街のお祭りのときに配布されればうれしく感じる人も多そう。

・非常によい。
・商店街マップは振興組合なりで作るのが通例ですが、製作主体が地元高校生ということで数倍の波及効果が期待されます。バス停や診療所などを盛り込み、コンパクトシティーの概念を取り入れた点も見事です。また、協賛依頼で部活の資金集めと勘違いされ、他人に説明することの難しさを実地で学習した例もあろうかと思います。今後は、商店街の変化を追跡調査するなどして、効果の検証とバージョンアップを図ってください。
・マーケティングやロジスティックの面にまで踏み込んでいるのがよい。
・実際に生徒達が足を使って実行しているのがよい。
・ネーミングもよい。
・出来上がった品、それにかかわる取り組みとも大変素晴らしいものだと思います。
 地図をうちわにすることでうちわとして使えることはもちろん、地図を広げる手間が省けるという利点も加わっています。また取り組みについても、病院を載せるといった利便性や商店を契約を結ぶといった採算性まで考えられていて生徒の方も勉強になったのではないかと思います。
 新しい店の情報やデザインの変更が加わったものを毎年作成し、地域の方とも協力してぜひ継続性のある取り組みにしていってください。
 
<お問い合わせ・ご相談は>
経済産業省東北経済産業局
地域経済部 産業人材政策課
担当:中里、佐藤
電子メール thk-seisaku@meti.go.jp
〒980-8403 仙台市青葉区本町3−3−1
電話:(022)263-1111(内線5661、5662)
(022)262-1271(直通)
FAX: (022)265-2349
<『スクール発明王コンテスト』事務局
電子メール: hatsumei★murc.jp
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