第 31回 教育を考えるセミナー・シンポジウム

「初等教育におけるアントレプレナーシップ教育の実践と可能性」 のご案内

1.趣  旨

 キャリア教育の必要性がいわれていますが、子どもの社会的自立を支援する教育として注目を浴びているのがアントレプレナーシップ(起業家精神)教育です。中等教育においては近年その実践が積み上げられつつありますが、初等教育についてはまだ端緒についたばかりです。今回のシンポジウムは、日本における初等教育でのアントレプレナーシップの先進的な実践校の取り組みを具体的に紹介し、この教育の意義と成果を交流しながら、今後の可能性を協議したいと思っています。
  当日,シンポジストとして出席いただくのは次のような方々です。
  仙台市立太白小学校長の渡邊忠彦氏は、前任校の仙台市立柳生小学校で地域の活性化に繋がる優れた実践を展開され、現在、東北におけるこの教育のリーダーとして活躍されています。三鷹市立第四小学校は、地域住民による NPO法人が学校教育を支えるコミュニティースクールの実践校で、所夏目氏は実践研究の推進役を務めておられます。京都市立福西小学校の松本高宜氏は、数々のユニークな実践を展開され注目を浴びている京都におけるこの教育の先駆者であり、中心的存在です。京都教育大学附属京都・中学校は、文部科学省の指定を受けキャリア教育を軸とした「9年制義務教育学校」の研究を進めていますが、その柱の一つである新教科「アントレプレナー」を橋本祥夫氏が進めています。アントレプレナーシップ開発センターは、日本におけるこの教育の先駆的存在で、現在、この教育の研究・開発・普及に活躍中です。このセンターを担ってこられたのが、事務局長の原田紀久子氏です。
  子どもの社会的自立を支援する地域と連携した社会参画型の教育について,皆様方と議論を深めたいと願っています。

 

2.日 時  2005年2月26日(土) 
         午後1時30分〜午後5時

3.会 場  キャンパスプラザ京都 6階
        第6講習室 (本学サテライト教室)
       (京都駅前 西洞院通り塩小路下がる 
        京都中央郵便局 西側)
4.内容

 実践報告
  (1)仙台市立太白小学校・・・・・・・・渡邊忠彦 校長
  (2)三鷹市立第四小学校・・・・・・・・所 夏目 教諭
  (3)京都市立福西小学校・・・・・・・・松本高宜 教諭
  (4)京都教育大学附属京都小学校・・・・橋本祥夫 教諭

 研究協議
   シンポジスト
     仙台市立太白小学校校長  渡邊忠彦
     三鷹市立第四小学校教諭  所 夏目 
     京都市立福西小学校教諭  松本高宜 
     本学附属京都小学校教諭  橋本祥夫 
     NPO法人アントレプレナーシップ開発センター事務局長
                       原田紀久子
   コーディネーター(司会)  
     京都教育大学附属教育実践総合センター助教授
                      高乗 秀明

5.参加費   無 料 (定員40名 先着順で、定員になり次第締め切ります)

6.対象者   教員・教育関係者・学生・この教育に関心を持つ人

7.主 催    京都教育大学附属教育実践総合センター

8.後 援    京都府教育委員会・京都市教育委員会(申請中)

9.申し込み先 「氏名」「所属」「連絡先」をご記入の上,ファックスまたはメールで
           教育実践総合センター 高乗研究室へ,2月24日(金)までに
           ファックス 075-644-8339 メールcert@kyokyo-u.ac.jp  

*.詳細は、京都教育大学附属教育実践総合センターホームページ http://cert.kyokyo-u.ac.jp をご覧下さい。