オータムセミナーブログご講読のみなさま
こんばんは。
学生スタッフの坂上です。
今回、私は、東北学院・宮城学院と同じ系列の
キリスト教団の牧師として活躍し、
仙台青年学生センターの主事をしてらっしゃる
ジェフリー・メンセンディークさんにインタビューを
行いました。

元々、ご両親が仙台で牧師をやってられ、
日本で育ったジェフリーさん。
ジェフリーさんは元々、牧師を
目指していたわけではありません。
大学時代は、アメリカで過ごし、
外交官などの職を目指していました。
ジェフリーさんが牧師を目指したきっかけと
なったできごとは、17歳の時にいったインド旅行でした。
インドの町を歩いていたときに、
ふと誰かに話しかけられ、
振り向いたとき、いたのは、
ライ病(ハンセン病)の方でした。
ただ話しかけられただけにもかかわらず、
ライ病によって苦しんでいる人におびえ、
逃げ去ってしまったジェフリーさん。
そのときに自分はいい人間だと思っていた
自分に恥じたようです。
それがトラウマとなり、インドにはもう二度と
戻らないと誓ったようです。
しかしながら、就職を目の前にして、
このまま就職しても何も残らないと感じ、
単身インドに行ったようです。
その後、1年間、ネパールで教師を務めながら
ライ病の人の世話をするボランティアに所属し、
逃げた自分と向き合ったようです。
その後、35カ国を旅し、そこで牧師に出会い、
牧師を目指すことを決意したようでした。
今のジェフリーさんがあるのは、
17才のときにライ病の方と出会ったことから始まり、
世界を旅し、いろんな人の出会いがあったからこそ、
今のジェフリーさんがあるようです。
ジェフリーさんが行っているのは、
自分がいろんな人と出会って大きくなったように、
若い人がいろんな人と出会いができる場を提供しています。
いわば、
”人と人との出会いをプロデュースする”ことを
仕事としてらっしゃっています。
<雑感>
私自身、牧師という職業をただ宗教を普及するものだと
感じていました。
しかしながら、ジェフリーさんをインタビューする中で、
あまりキリスト教というイメージが前面に出た感じは
ありませんでした。
牧師である前に一人の人間という部分が大きかったなと。
両親が牧師にもかかわらず、
いざとなったときに逃げ出してしまった自分。
そのときのトラウマがフラッシュバックし、
葛藤し続ける。
それを見つめなおし、逃げ出す自分と
向き合うために、トラウマの場所に戻る。
その結果、いろんな人と出会い、
新たな自分を発見する。
ここにジェフリーさんという一人の人間の
人間くささがあるがあるのではないかと感じました。
キリスト教という宗教ということで、
とっつきにくいという印象をお持ちの方が
いらっしゃるかもしれません。
ただ、牧師という肩書きがあったからこそ、
葛藤した一人の人間の苦悩が聞け、
裏側を聞けるのではないかと思います。