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仙台市立東六番丁小学校
活動報告

トレーディングゲーム実施

平成16年11月2日(火) 9:00〜14:30

 仙台市立東六番丁小学校(仙台市青葉区宮町・國井周一校長・生徒数 337名)は、初の試みとしてトレーディングゲームを実施します。明治の学制発布の翌年に開校、昨年度に開校130周年を迎えたという、仙台市の中心、歴史と伝統ある地域に位置する学校です。
 4月に着任された國井校長の方針のもと、5年生は実際の技術者を招いての科学の実験などさまざまなチャレンジに取り組んでいます。
 ゲームを行うのは、6年生全員、2クラス47名が校内多目的ホールに集まりました。

 今日は担任の先生でなく、(株)ウィルシードの榊原さんが1日を進行します。
 榊原さんの気さくな口調に子ども達は最初から興味津々。

 「値段はどう決まる?みんなが欲しいと?」
 「高くなる!」

 「じゃあ、たくさんあると?」
 「安くなる!」
  教室内からどんどん声が手が挙がります。
  今日は見守るだけの2人の担任の先生は、子ども達の元気すぎる(?)様子に、ちょっと心配そうです。
  ワークブックに書いたり、説明を受けたり、これから何が始まるのか期待が高まります。

  「始めます!」
  ゲーム開始。

国連役の榊原さんを囲み、ほかの国と交渉し、銀行にかけこむ、教室中、歓声と足音が響き渡ります。
 

  担任の後藤先生も忙しい銀行をお手伝い。
  査定は厳しく。

 

  製品作りは正確に慎重に。

  給食をはさみ午後へ、「 Plan→Do→Check→Action」の話は理解できたでしょうか。
  全て終了し、最後、「本業は舞台照明家です。」と話す榊原さんに子ども達から質問攻め。

  子ども達には仕事にいろいろあること、「答えは一つじゃない」ことを実感した1日となりました。

  また、先生方にも、自分でない人が 1日生徒を指導するところをみていて、新たな角度から子ども達を見るという機会にもなったようです。
・今日の授業を、社会の授業や、普段の生活、グループ活動などに活かしていきたい。
・普段、おとなしい子が大きな声を出したり、活躍していた。
・よく工夫していたので、そういった能力には感心させられた。
などの意見をいただきました。

 

<文責:東北経済産業局産業支援課 三瓶>

 

 

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東北経済産業局 地域経済課 産業人材政策室
担当:三瓶(さんぺい)
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