| お問い合わせ | HOME | 
メインメニュー
仙台市立東六番丁小学校
活動報告

=ハリウコミュニケーションズ株式会社=
〜地域の仕事を知ろう!〜

平成17年10月24日(月) 13:30〜14:45
仙台市立東六番丁小学校6年1・2組

 ハリウコミュニケーションズ株式会社による「学社融合型キャリア教育プログラム」は、経済産業省の平成17年度地域自律・民間活用型キャリア教育事業に採択されました。
 8月1日に有識者委員会(座長:東北大学 原山教授)、同23日には実施される仙台市内2小学校(東六番丁、黒松)の先生方にワークショップ等を体験してもらう研修会を開催し、いよいよ9月2学期からの授業が始まりました。
 仙台市立東六番丁小学校(國井周一校長、児童数370名)では、6年生(2クラス、57名)で本プログラムを総合学習の時間20時限(予定)を使い行います。
 (1)9月8日(3校時、2クラス合同):オリエンテーション
 (2)(3)9月20・22日(3・4校時、クラス別)・10月3・4日(3・4校時、クラス別)
    :自分を知ろう、友達を知ろう、家族を知ろう(1)(2)
 (4)10月14日(5・6校時、2クラス合同):『しごと』ってナニ?
に続き、本日は5回目となりました。

 講師はいつものハリウコミュニケーションズ(株)の小川奈穂さん、のはずが、
 「私の顔も見飽きたかな?というわけで、今日の進行は、サプライズ講師です。」
との紹介に教室の前に進み出たのは、担任の熊谷先生に斎田先生。
 スーツ姿の先生に、子ども達は「えーーーっ!(びっくり?なーんだ?!)」。
 両先生は給食後、スーツに着替えられての登場です。

<前回のふりかえり>
○フリーターのイメージってどう?
・仕方なくやってる人とやりたくてやってる人がいる。
・時間が自由だ。やりたいことができる。
・正社員に向けて。
・お金が大変。
○何でフリーターなの?
 ・つきたい・つける仕事がない。
 ・夢を実現するため。
・そういう生き方。
○「おしごと」ブレーンストーミングの感想
・視点はいろいろ(お金・時間・楽しさ)、最後に
決めるのは自分。

<地域の仕事を知ろう!講師は三浦泰弘さん>
○「ソフトウェア開発」って何だろう。
グループで話し合い。(「柔らかい衣類」、「ゲームのプログラムとか」、「ソフトクリームを作る機械」とか。)


<三浦さん(株式会社エクシオン代表取締役)のお話>


○ソフト紹介
1)術野動画・や生体情報 同期記録システム
  外科の先生はカメラとメスが一緒になった内視鏡で
 モニターを見ながら手術します。
  テレビゲームのスイッチが100くらいもあるもの。
  先生方はテレビゲームをやったらうまいと思うよ。
  難しい手術を記録して後に続く先生の教育に使います。

   (実際の手術画面もスクリーンに映され、教室は静まりかえっています。)
  画面はちょっと気持ち悪いけど、手術を受ける人の負担を軽くする大事なソフトです。
 2)バーチャルスライドシステム
  細胞を見てガンかどうかを判断する勉強を同時に100人くらいでできます。


○IT企業って何?
 プログラム開発する人ばかりの会社ではありません。
 お客様と話をして企画する人や計画を立てる人が、とても大事な役割を果たしています。

○4つの恩返し「ex+四恩」
 社名はお客様、取引先、社会、家族から受けた恩に感謝することから名付けました。
生きがいは、お客様から助かったよといわれることです。

<質問タイム・ふりかえり>

グループ内で話し合って質問。
・お金はどれくらいかかったのですか。
・どういう勉強をして会社を始めたのですか。
・医学はどうやって生まれたのですか。

校長先生も見守ります。

斎田先生「三浦先生は恩返しをするために会社を作ったとおっしゃいました。
       お金を稼ぐためだけじゃない。みんなを幸せにする価値観もあるね。」

* * * * *

 担任の先生方の進行に、子ども達も心持ちリラックスしたムードが感じられました。
 本プログラムの自立化を図っていくのに、先生方のお申し出は力強い援軍になるものです。時間配分等、臨機応変に仕切っていかれる所はさすがプロ、大変勉強になりました。
 ふりかえりで聞かれた「フリーターについて」、「いい質問ってどんな質問」、「仕事をどう思う」等に返される子ども達の声が、プラスマイナスをきちんととらえた意見になってきました。

<文責:東北経済産業局産業人材政策室 三瓶>

 

 

<お問い合わせ・ご相談は>
東北経済産業局 地域経済課 産業人材政策室
担当:三瓶(さんぺい)
電子メール thk-seisaku@meti.go.jp
〒980-8403 仙台市青葉区本町3−3−1
電話:(022)263-1111(内線5621-5622)
(022)215-7142(直通)
FAX: (022)265-2349