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仙台市立東六番丁小学校
活動報告

=ハリウコミュニケーションズ株式会社=
〜地域の仕事を知ろう!〜

平成17年11月24日(木) 14:20〜15:05
仙台市立東六番丁小学校6年1・2組

 ハリウコミュニケーションズ株式会社による「学社融合型キャリア教育プログラム」は、経済産業省の平成17年度地域自律・民間活用型キャリア教育事業に採択されました。
 仙台市立東六番丁小学校(國井周一校長、児童数370名)では、6年生(2クラス、57名)で本プログラムを総合学習の時間20時限(予定)を使い行います。
 (1)9月8日(3校時、クラス合同):オリエンテーション
 (2)9月20・22日(3・4校時、クラス別):自分を知ろう、友達を知ろう、家族を知ろう
 (3)10月3・4日(3・4校時、クラス別):お仕事ルーツ
 (4)10月14日(5・6校時、クラス合同):お仕事ブレーンストーミング
                              ・フリーターを考える
 (5)10月24日(月)(5校時、クラス合同):JOB FESTA・経営者の話を聞こう
とプログラムを消化し、いよいよ地域仕事マップの単元に入りました

 今日は、東六番丁小学校の学校参観日、3校時目から6校時目まで(10:20〜15:15)を自由に参観できます。午前中、5年生は電機メーカーの協力による理科実験を楽しく体験したそうです。6校時目、6年生は2クラス合同の総合の時間を見てもらいます。

 地域仕事マップはインタビューを中心に、子ども達にとって身近な地元での「お仕事」を考える学習です。インタビュー先となる個人・法人は、担任の先生も手分けして、11箇所を確保しました。
 CG制作、ビルの設計、花屋さん、歯医者さん、警察署とバラエティに富んでいます。

  今日の1時間目、子ども達はそれぞれの希望するインタビュー先を決めて、グループに分かれました。6時間目は、11のテーブルに別れて着席します。2人だけの所から10人を越す大所帯までさまざまです。

 先生からバトンタッチした講師は、ハリウコミュニケーションズ(株)の小川奈穂さん。
 みんなは知らない世界・おとなワールドに行くんだよ。場所が違うとルールが違うよね

<質問作成>
 (1)どんな仕事
 (2)なぜ選んだ?
 (3)1人で3つの質問を紙に書く


 (4)((3)を机に並べて)実際に聞く質問を10問選抜

  (5)役割決定
  (役割は、電話・聞く・カメラ・メモ・リーダー・連絡交通などの係があります。)
 (6)グループ内で各係を決める


  (7)チャレンジャーによる模範演技

 「はい!」と手が挙がったのが、歯医者さんチーム。
 電話係が訪問の約束をし、小川さんの扮する歯医者さんを訪ねます。
 あいさつがはっきりできた、ていねいでよかったとほめられたと思ったら、メモした方がいい、しゃきっとした方がいいとダメ出しも。。。


と、ここで6時間目が終わってしまいました。

 (8)グループごとに練習
 (9)質問の確認

は、宿題になります。明日、担任の先生が確認をしてくださいます。

 (10)インタビューの本番は11月28日(月)の2〜4校時目です。


* * * * *

 本日も時間切れ、課題は持ち帰りとなってしまいました。
 担任の先生方との緊密な連携で本プロジェクトが進行しています。先生方のお話によると、フォローを含めるとほぼ当初の設定時数の1.5倍程度要しているとのことです。
 インタビュー先の確保にあたっては、学区内とはいえ学校とおつきあいのある法人等は少なくご苦労いただいたようです。
 これからは、地域で子どもを育てることが地域力向上にもつながるものとして、子どもが通っているからこその学校とのおつきあいではなく考えていかなければなりません。
 そんなコミュニティは一朝一夕に出来るものでもなく、例えば子ども達のお仕事インタビューもきっかけとしながら徐々に出来上がっていくものと思われます。
 本プロジェクトへの理解が、PTAから地域へ広がっていくいい機会になることが期待されます。

<文責:東北経済産業局産業人材政策室 三瓶>

 

 

<お問い合わせ・ご相談は>
東北経済産業局 地域経済課 産業人材政策室
担当:三瓶(さんぺい)
電子メール thk-seisaku@meti.go.jp
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