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宮城県仙台市立袋原中学校
活動報告
〜2年生全員でトレーディングゲームの日〜
平成16年2月20日(金) 9:30〜15:00
 仙台市立袋原中学校(庄子 修 校長)は、仙台市中心部から車で30分程の田園と住宅の混在する地域に位置する各学年4クラスの学校です。
 東北地域では先週の花巻市に次ぐ2番目の実施となりますが、今回は2年生全員154名の大規模な実施となります。
 在仙マスコミ、関係機関にも注目のイベントとなり、テレビ局3社をはじめ体育館は生徒を囲む大人もかなりの人数となりました。
 前日の放課後、「銀行役」を研修した2年生担任の先生方を全員1列のU字型、体育館全体で囲む形で開始を待ちます。
 生徒達にゲームの詳細は知らされていません。
 静かに開始を待つ生徒達。体育館を挟む向かいの席は、残念ながら表情はわかりません。
  授業は、先週に引き続き、株式会社ウィルシード(本社:東京都港区)の風間 穣さんが進行します。

<導入 9:20〜10:00>
○今日の基本は3つ。
1. 失敗おめでとう
2. 答えは1つじゃない
3. 得意を見つけよう

○ビジネスって何だろう。

 自分の声が体育館に「放送」されてしまうため、風間さんの差し出すマイクに、生徒達はうつむきがち。
  答えが出ると全員が拍手。だんだん話を聞くムードができてきます。

 <トレーディングゲーム 10:10〜11:40>
  (1)国を選ぶ  
   用語説明に続き、9ヶ国のバランス表を前に考える生徒達。
   9ヶ国×4クラスで合計36ヶ国となります。  

(2)ゲーム開始
  渡された封筒が一斉に開けられます。

  すぐに立ち上がる生徒は少なかったものの、徐々に各国が行き交い、銀行に向かう生徒達が現れます。
   しばらくは、体育館真ん中の銀行に向かうのに「注目」される状況で、ちょっと恥ずかしそうでした。

(3)銀行は2年生担任が並びます。
 前日の研修により厳しくチェック。
 価格の変更、銀行の預金カットと、生徒達は情報をあまさず聞き判断をしていかなければなりません。 銀行に走って駆けつける生徒達も続出となります。
  テレビ局のカメラも走ります。

<振り返り(1) 11:50〜12:20>
各国の作戦、工夫を紹介。
他校の生徒が考えたいろんな作戦も紹介されます。

<結果発表と振り返り(2) 13:20〜14:00>
最高額はゾウ国となりました。
36ヶ国となると、最低はマイナスの国からいろいろです。

<トレーディングゲーム2回目と振り返り 14:10〜15:20>
「もう一度やってみたい人」に8割方の手が挙がり、2回目のゲームとなりました。

今度は国が選べず、25分と短めのゲームでしたが、1位が45万、2位が40万を稼ぎ出すなど高得点の結果に、振り返りが生かされていることがわかりました。

 

<文責:東北経済産業局企画課 三瓶>